Laravel Framework
Bus::bulk() — バルクジョブディスパッチ
大量のジョブを1回のデータベースINSERTで登録できるようになりました。キュー・コネクションごとにバルクINSERTが行われるため、1件ずつINSERTするコストが不要になります。Postgresトランザクションプーラーサポート
PgBouncer、AWS RDS Proxy、NeonなどのトランザクションモードのPostgres接続プーラーをフレームワークレベルでサポートしました。スキーマ操作やDDL文など直接接続が必要な場合は、コネクション名に
::directを追加するとプーラーをバイパスします。
DB::connection('pgsql::direct')->statement('CREATE INDEX ...')MCPクライアント・サーバーツールサポート
Laravel AIエージェントがリモートMCPサーバー(HTTP経由)とローカルMCPサーバークラスのツールを利用できるようになりました。スキーマ変換、ラッピング、呼び出しがすべて自動で処理されます。artisan dev コマンド
すべての開発プロセスを1つのコマンドで起動できるartisan devが追加されました。サーバー、キューワーカー、ログテーリング、Viteがそれぞれカラーコード付きの出力で同時に動作します。
ルートメタデータサポート
ルートに任意のメタデータを付与できる->metadata()メソッドが追加されました。ルートキャッシュとも完全互換で、グループに設定したメタデータは子ルートにマージされます。
再試行しない例外ハンドラー
リトライしても意味のない例外(不正な入力、永続的な外部障害など)に対して、再試行を抑制できるようになりました。schema:dump の —without-migration-data フラグ
schema:dumpでマイグレーションテーブルの行を省いた純粋な構造ダンプが生成できるようになりました。
between()/unlessBetween()のタイムゾーン修正
between()やunlessBetween()の前にtimezone()を呼び出す順序に関係なく、正しいタイムゾーンでスケジュールが動作するようになりました。
その他のフレームワーク変更
Bus::bulk()のトレイト対応: トレイトにキューアトリビュートを定義可能- MariaDBベクターインデックス: MariaDBでベクターインデックスのサポート
attachFromStorage()ヘルパー: 通知のMailMessageにストレージから添付ファイルを追加Cache::rememberWithState(): ステートを持つキャッシュサポート- 平行テスト用メンテナンスモードドライバー:
arrayドライバーで各プロセスが独立したメンテナンス状態を持てる whenFilledEnum(): Enumを使ったフィールドの条件付き処理- JSON SchemaのanyOfサポート: バリデーションでJSON Schemaの
anyOfが使用可能
Inertia
Client\Request::uri(): クライアントリクエストのURI取得- アンカーの
target属性対応:<Link>コンポーネントでtarget="_blank"などが使用可能 - フォームの
asyncオプション: フォームコンポーネントで非同期送信をサポート titleCallbackにページ情報: タイトルコールバックにページデータが渡される